眉毛の左右差とは、左右の眉毛の高さ、形、濃さ、角度などが異なる状態を指します。鏡を見たときに「片方の眉が上がっている」「片方が細い」と感じることはありませんか？このような左右差は、ほとんどの人に程度の差こそあれ存在します。プロのアイブロウメイクアーティストや美容専門家の間でも「完全に左右対称の眉毛を持つ人はほぼいない」と言われています。

左右差が生じる原因には、以下のようなものがあります。

1. 骨格や筋肉の違い

顔の骨格や筋肉の構造は、完全に左右対称ではありません。特に眉毛周りの筋肉（前頭筋や眼輪筋）の働きが異なると、眉の高さや角度に影響を及ぼします。

2. 表情の癖

日常生活での表情の癖も、眉毛の左右差に影響します。たとえば、片方だけをよく上げる癖や片側だけに力が入る表情を繰り返すことで、筋肉の発達に差が生じることがあります。

3. 毛の生え方や密度の違い

眉毛の毛流れや生え方、毛の密度にも左右差が見られる場合があります。特に、眉毛の毛根の位置や成長速度は個人差が大きく、片方だけが薄い、短いなどの悩みを引き起こします。

4. 過剰な自己処理

過去に行った眉毛の自己処理（抜きすぎ、剃りすぎ）が原因で左右差が強調されることもあります。特に、片方だけを重点的に整えたり、抜きすぎたりすると、元に戻りにくい左右差が生じることがあります。

5. 加齢やホルモンバランスの変化

加齢による皮膚のたるみやホルモンバランスの変化も、左右差を引き起こす原因です。40代・50代以降になると、眉の位置が下がる、毛が薄くなるなどの変化が起こることがあります。

眉毛の左右差は、完全に消すことは難しいものの、適切なケアやメイクの工夫で目立たなくすることが可能です。

1. アイブロウメイクの工夫

メイクで左右差をカバーする方法も効果的です。以下のステップで左右差を調整しましょう。

・眉毛のガイドラインを描く

アイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使い、まずはガイドラインを描きます。左右の眉頭（小鼻の延長）、眉山（小鼻から黒目外側を繋いだ延長）、眉尻（小鼻から目尻を繋いだ延長）に位置を揃えるように意識しましょう。このとき薄い色味を使用するのがポイントです。また、この位置はあくまでの基本の目安ですので骨格や仕上がりの雰囲気によって調整が必要です。

2. 自己処理を控える

左右差を悪化させないためには、自己処理を控え、眉毛専門サロンに任せることが大切です。過剰に抜いたり剃ったりするとかえって差が大きくなる原因にもなるので避けましょう。

3. プロに相談する・美容施術を活用する

目黒区には眉毛ケアやアイブロウデザインを専門とするサロンが多くあります。プロの技術を借りて、自分に合ったデザインを提案してもらうことで、左右差が目立たない自然な眉毛を手に入れることができます。

LASHISAの眉毛メニューの目指すところは『メイクに頼らない眉毛』です。それを手に入れるために二人三脚で眉毛を育てていきます。

・アイブロウスタイリング

ワックス脱毛を使用し左右の大まかな形を整えた後に、毛抜き（ツイザー）で細かな調整や毛量調整を行います。LASHISAは、自眉毛を最大限に活かす施術をしており、生え癖、骨格や筋肉のつき方と理想の仕上がりとを擦り合わせてあなただけの似合わせスタイリングをご提案・ご提供いたします。

・眉カラー

「眉毛の濃さが悩み」「眉毛の存在を薄くしたい」「柔らかい印象にしたい」「ヘアカラーと馴染ませたい」このようなお悩みやご希望がある方におすすめのオプションメニューです。トーンを上げる色やトーンを上げずに色味だけ足す色など複数ございます。脱色（ブリーチ）は行わずの施術ですので、伸びかけに色がまだらになることも軽減できます。

・ブロウリフト（眉毛流れ矯正）

「毛量が悩み」「生え癖が強くて扱いにくい」「薄い眉毛を濃くみせたい」このようなお悩むやご希望がある方におすすめの施術です。ブロウリフト（眉パーマ）は薬剤を使用し、毛流れが自在になるように矯正する施術です。LASHISAでは自然な仕上がりを重視しているので、ふんわり感を残した仕上げが特徴です。ワックス脱毛を合わせて施術し、メイクいらずの眉毛により近づけます。

顔の形に合った眉毛の形を選ぶことで、自然な印象を作ることができます。

1. 丸顔の方

少しアーチをつけた眉毛で縦ラインを強調すると、顔が引き締まります。

2. 面長の方

平行眉で横のラインを強調し、バランスを整えましょう。

3. 四角顔の方

柔らかなアーチを描いた眉毛で優しい印象に仕上げます。

髪の色や肌のトーンに合わせて眉毛の色を調整することで、全体のバランスが良くなります。自然な印象を求める場合は、自分の髪色や瞳に近い色味のアイブロウアイテムを選びましょう。

また、濃すぎる眉毛は不自然な印象を与えるため、適度な濃さを心がけましょう。薄い眉毛にはパウダーを、濃い眉毛にはブラシでぼかすなどの調整が大切です。